2021/06/04
【40周年記念モデル】スピードマスター マーク40
スピードマスターが誕生した1957年から40年後の1997年、40周年を記念したモデルが発売されました。それがマーク40です。
手巻きのプロフェッショナルではなく、自動巻きモデルとして3種類が発売されています。記念モデルではありますが限定モデルではないため10年間ほど生産され、比較的流通量も多くメジャーなシリーズとなっています。
スピードマスター マーク40 "コスモス" 3520.50
コスモス=宇宙という名前の通り、ムーンウォッチ(プロフェッショナル)に最も近いデザイン。黒い文字盤に白い針。近いと言ってもこちらはトリプルカレンダーですので機能性は全く異なりますが。 12時位置のインダイヤルに月と曜日の表示、日付は文字盤を1周するポインターデイト式で先端がスペースシャトルの形になっています。スピードマスター マーク40 "AM/PM" 3520.53
グレーの文字盤に黒いインダイヤル、水色・赤・黄色がアクセント的に配色されている "AM/PM"9時位置のインデックスが24時間計となって黒と水色で午前午後を分けています。 GMT機能付きの時計では6時-18時のラインで昼夜を区別するというスタイルが多いのですが、このAMPMは文字通りAMかPMかをそのまま境界線としています。
現在の中古市場ではこのAM/PMが1番人気で価格も高くなっています。
スピードマスター マーク40 "デイト" 3513.53 / 3513.33
機能面ではシンプルなデイト表示のみ。AM/PMも特徴的なカラーリングですがこちらはより「赤」を強調していて、クロノグラフに関わる針は3本とも赤です。 文字盤色は黒とシルバーがあり、中央部にギョーシェ彫りが施されています。マーク40シリーズの中では最も流通量が少ない、レアなモデルです。