【金無垢の魅力】スピードマスター ブロードアロー 3651.50.31 | ユニバーサルバリュー中野店ブログ

2022/01/14

【金無垢の魅力】スピードマスター ブロードアロー 3651.50.31

スピードマスターは完全に"機能性重視"の時計です。 今となっては普通に思えるケースサイズも当時としては異様なほど大きい物でしたが、その視認性の高さは自動車レースのシーンで使われることを前提とした為です。 そしてそれはNASAの正式支給品として採用されるほどの信頼性の高さでした。 まさに徹底した"機能美"ですが、そんなスピードマスターにも見た目の美しさ・豪華さを重視した金無垢モデルは数多く存在します。今回ご紹介するのも、その中の1本です。

スピードマスター ブロードアロー 3651.50.31

オメガ スピードマスター ブロードアロー 3651.50.31 【スペック】
ケースサイズ:42mm
キャリバー:3303
駆動方式:自動巻き
パワーリザーブ:55時間
素材:18Kイエローゴールド
防水:10気圧
風防:サファイアガラス

素材のイエローゴールドはもちろんですが、まず特徴的なのはブロードアロー針。大きな矢印型の時針で、初代スピードマスターに採用されていたものです。 視認性は良いもののクロノグラフの積算計を隠してしまうため2代目からは採用されなくなりました。しかしこのモデルのようにクロノグラフの機能性よりは外観のインパクトと視認性が優先されますからピッタリではないでしょうか。 オメガのブロードアロー針
ムーブメントは自動巻き。パテック・フィリップ、オーデマピゲ、ブレゲ、ヴァシュロンコンスタンタン等の名立たる時計メーカにムーブメントを供給してきた名門、フレデリック・ピゲ製の高級機をベースとしたキャリバーです。 金無垢時計に求められるのは高級感。中身までワンランク上の時計と言えるでしょう。自動巻きなので日常使いの利便性も高く、デイト表示も搭載しています。 オメガのデイト表示 デイト表示が文字盤の中に違和感なく溶け込んでいる。それでいて見やすい。オメガはこのような、複数機能が混在しつつもスッキリまとめるデザインセンスが抜群です。

豪華さを前面に押し出したモデルですと裏蓋をスケルトン仕様にすることが多いのですが、当時のオメガは裏スケがあまり好きでなかったのでしょうか。
(近年、コーアクシャルムーブメントになってからは裏スケモデルがかなり増えています) オメガのデイト表示
腐食・劣化を起こさない金という素材は、初代から基本デザインやコンセプトを一切変えていないスピードマスターには良く似合う素材なのかもしれません。 金無垢という選択肢、良いのではないでしょうか!