2021/06/23
【今なお人気の旧型番】スピードマスター オートマチック デイト
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自動巻きスピードマスターの歴史はいつから始まったのでしょうか。
スピードマスター初の自動巻き

そのすぐ後には125周年モデルとして今でも人気の高い「スピードマスター125 378.0801」も登場しています。 しかしこの頃はまだ、マークシリーズのうちの一つであったり記念モデルであったりと、オートマチック デイトが一つのシリーズとして確立してはいなかったように思われます。
3510.50の登場

本当の元祖は上記の通りマークIIIですが私はあえてこのモデルを元祖と呼びたいと思います。現在へと続く系譜の元祖としてはやはりこのモデルの存在は無視できないのではないかと思います。
3511.XX

スピードマスターらしい黒いベゼルをあえて採用せずステンレスのベゼルになっています。鏡面仕上げのため、よりラグジュアリーでスーツに合うスピードマスターといったイメージでしょうか。
八角形のリューズが特徴的で、ブレスレットは3510.50と同タイプです。

3513.XX

3511とはブレスレットが変わっており、バックルが開閉しやすくなっています。


グレー文字盤の日本限定モデル"3513.46"

ブラック文字盤にゴールドの針とインデックスを採用した日本限定モデル"3513.54"

321X.XX



個性的なカラーリングを楽しめるモデルもあります。

これまで39mmのケースサイズだったのが40mmに、防水性能は100mに向上しました。 このことから、裏蓋はハメ込み式からネジ込み式に変わっています。

ハメ込み式の裏蓋の時計は基本的に全て日常生活防水です。ネジ込み式は丈夫で防水性が高い分、厚み・重量が増します。スマートな着け心地から3513系も根強いファンが大勢います。
バックルはより堅牢で着脱しやすいものに変わりました。

モデル | リューズ | バックル | 裏蓋 |
---|---|---|---|
3511系 | 八角形 | シングルバックル | ハメ込み式 |
3513系 | 丸 | シームレスなバックル | ハメ込み式 |
321x系 | 丸 | 堅牢なバックル | ネジ込み式 |


最終型番 323.系
2008年頃オメガの型番が14桁になり、スピードマスター オートマチック デイトも"323."から始まる型番へとなりました。 そしてこれがオートマチック デイトの最終型となり、以降はスピードマスター レーシングが後継モデルとして登場しています。 321x系まではインダイヤルが縦に並んでいたのに対し、横に並んだ横目スタイルへ変化しました。(コンビモデル・金無垢モデルは縦目スタイルを継続)