2021/05/01
オメガのリファレンスの仕組み
オメガのリファレンス(型番)は一見意味のない数字に見えます。
ですが仕組みを知ると、この数字を見ただけである程度どのようなモデルなのかを知ることができます。
その仕組みを紐解いてみましょう。
オメガの型番14桁を以下のように6つに区切ります。
①〇〇〇.②〇〇.③〇〇.④〇〇.⑤〇〇.⑥〇〇〇
このように区切り、ひとつづつ覚える事によってオメガの長い型番も理解しやすくなります。 それでは、一番左の①の数字から順に解説していきます。
①はコレクションを型番(リファレンス)で表しています。 ここで大事なのは先頭の数字(一番左の数字)を見ることです。
①〇〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.〇〇〇
この先頭の数字で以下のコレクションと判断する事が出来ます。
1〇〇:コンステレーション
2〇〇:シーマスター
3〇〇:スピードマスター
4〇〇:デ・ヴィル
5〇〇:スペシャリティーズ(限定モデル)などに使用
これだけでコレクションが分かります。
この次に続く二つの数字で更に特定出来ますが、冒頭にも書いた通り、細分化された型番の全てを覚えるのはとにかく大変なので、スピードマスターに絞っていくつかご紹介します。
3〇〇:スピードマスター
311:スピードマスター プロフェッショナル ムーンウォッチ、スピードマスター コーアクシャル クロノグラフ
321:スピードマスター ブロードアロー
324:スピードマスター 38mm コーアクシャル
326:スピードマスター レーシング
327:スピードマスター マーク2
329:スピードマスター レーシング コーアクシャル マスタークロノメーター
331:スピードマスター‘57
②はケース・ベゼル・ベルトの素材です。
左の数字が【ケースとベゼル素材】【右の数字がベルト素材】です。
〇〇〇.②〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.〇〇〇
左の数字
1:ケース・ベゼルがステンレス
2:コンビモデル
3:ベゼルがステンレス以外でケースがステンレス
5:ゴールド
6:ベゼルがゴールド以外でケースがゴールド
9:チタン・セラミック・プラチナなど
右の数字
0:左の数字と同素材
2:カーフ・ラバー・NATOストラップなど
3:クロコダイルストラップ
5:ベゼルダイヤで左の数字と同素材
7:ベゼルダイヤでクロコダイル以外のストラップ
8:ベゼルダイヤでクロコダイルストラップ
③はケースサイズです。
数字がそのままサイズになりますので分かりやすいです。
〇〇〇.〇〇.③〇〇.〇〇.〇〇.〇〇〇
38:38mm
42:42mm
④は搭載ムーブメントです。
キャリバーではなく、どのようなムーブメントが使用されているかですので、ご注意ください。
ここに関しては非常に分かりづらいため、参考程度に留めておきます。
〇〇〇.〇〇.〇〇.④〇〇.〇〇.〇〇〇
30:スピードマスター プロフェッショナル 手巻きクロノグラフ
50:三つ目クロノグラフ
51:二つ目クロノグラフ
60:クオーツムーブメント
⑤はダイヤル(文字盤)カラーです。
数は多いですが、比較的覚えやすいと思います。
〇〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.⑤〇〇.〇〇〇
01:黒
02:シルバー
03:青
04:白
05:白シェル
06:グレー
07:白シェル以外のシェル
08:金
10:紫
13:ブラウン
⑥は何回マイナーチェンジをしたか。何代目かということです。
〇〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.⑥〇〇〇
001:初代
005:4回マイナーチェンジをした5代目。
末尾が00の場合これを省略して6桁で表されることが多いです。
このモデルの場合「3576.50」と言われることがほとんどです。
さてこの場合の注目点は3つです。
①はコレクションを表しています。 区分は14桁と同様です。 1〇〇:コンステレーション
2〇〇:シーマスター
3〇〇:スピードマスター
4〇〇:デ・ヴィル
5〇〇:スペシャリティーズ(限定モデル)などに使用
③は文字盤色です。
2:白
3:シルバー
5:黒
6:赤
7:シェル
8:青
14桁に比べれば大まかなところまでしか分かりませんが、そのモデルの特徴的なポイントはつかめます。
ですが仕組みを知ると、この数字を見ただけである程度どのようなモデルなのかを知ることができます。
その仕組みを紐解いてみましょう。
14桁の場合
現在のオメガの型番は14桁もあり、全てを覚えるのは大変ですが、ポイントを抑えるだけでモデルや色が判別出来ます!オメガの型番14桁を以下のように6つに区切ります。
①〇〇〇.②〇〇.③〇〇.④〇〇.⑤〇〇.⑥〇〇〇
このように区切り、ひとつづつ覚える事によってオメガの長い型番も理解しやすくなります。 それでは、一番左の①の数字から順に解説していきます。
①はコレクションを型番(リファレンス)で表しています。 ここで大事なのは先頭の数字(一番左の数字)を見ることです。
①〇〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.〇〇〇
この先頭の数字で以下のコレクションと判断する事が出来ます。
1〇〇:コンステレーション
2〇〇:シーマスター
3〇〇:スピードマスター
4〇〇:デ・ヴィル
5〇〇:スペシャリティーズ(限定モデル)などに使用
これだけでコレクションが分かります。
この次に続く二つの数字で更に特定出来ますが、冒頭にも書いた通り、細分化された型番の全てを覚えるのはとにかく大変なので、スピードマスターに絞っていくつかご紹介します。
3〇〇:スピードマスター
311:スピードマスター プロフェッショナル ムーンウォッチ、スピードマスター コーアクシャル クロノグラフ
321:スピードマスター ブロードアロー
324:スピードマスター 38mm コーアクシャル
326:スピードマスター レーシング
327:スピードマスター マーク2
329:スピードマスター レーシング コーアクシャル マスタークロノメーター
331:スピードマスター‘57
②はケース・ベゼル・ベルトの素材です。
左の数字が【ケースとベゼル素材】【右の数字がベルト素材】です。
〇〇〇.②〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.〇〇〇
左の数字
1:ケース・ベゼルがステンレス
2:コンビモデル
3:ベゼルがステンレス以外でケースがステンレス
5:ゴールド
6:ベゼルがゴールド以外でケースがゴールド
9:チタン・セラミック・プラチナなど
右の数字
0:左の数字と同素材
2:カーフ・ラバー・NATOストラップなど
3:クロコダイルストラップ
5:ベゼルダイヤで左の数字と同素材
7:ベゼルダイヤでクロコダイル以外のストラップ
8:ベゼルダイヤでクロコダイルストラップ
③はケースサイズです。
数字がそのままサイズになりますので分かりやすいです。
〇〇〇.〇〇.③〇〇.〇〇.〇〇.〇〇〇
38:38mm
42:42mm
④は搭載ムーブメントです。
キャリバーではなく、どのようなムーブメントが使用されているかですので、ご注意ください。
ここに関しては非常に分かりづらいため、参考程度に留めておきます。
〇〇〇.〇〇.〇〇.④〇〇.〇〇.〇〇〇
30:スピードマスター プロフェッショナル 手巻きクロノグラフ
50:三つ目クロノグラフ
51:二つ目クロノグラフ
60:クオーツムーブメント
⑤はダイヤル(文字盤)カラーです。
数は多いですが、比較的覚えやすいと思います。
〇〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.⑤〇〇.〇〇〇
01:黒
02:シルバー
03:青
04:白
05:白シェル
06:グレー
07:白シェル以外のシェル
08:金
10:紫
13:ブラウン
⑥は何回マイナーチェンジをしたか。何代目かということです。
〇〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.〇〇.⑥〇〇〇
001:初代
005:4回マイナーチェンジをした5代目。
6桁または8桁の場合
2007年頃までに製造されたオメガは8桁の型番が採用されていました。末尾が00の場合これを省略して6桁で表されることが多いです。
このモデルの場合「3576.50」と言われることがほとんどです。
さてこの場合の注目点は3つです。
①はコレクションを表しています。 区分は14桁と同様です。 1〇〇:コンステレーション
2〇〇:シーマスター
3〇〇:スピードマスター
4〇〇:デ・ヴィル
5〇〇:スペシャリティーズ(限定モデル)などに使用
ケース素材 | ベルト素材 | |
---|---|---|
1 | ゴールド | ゴールド |
2・5 | ステンレス | ステンレス |
3 | ステンレス×ゴールド | ステンレス×ゴールド |
6 | ゴールド | レザー |
7 | ステンレス×ゴールド | レザー |
8 | ステンレス | レザー |
③は文字盤色です。
2:白
3:シルバー
5:黒
6:赤
7:シェル
8:青
14桁に比べれば大まかなところまでしか分かりませんが、そのモデルの特徴的なポイントはつかめます。