【初代シューマッハモデル】スピードマスター デイト 3511.12【八角形リューズ】 | ユニバーサルバリュー中野店ブログ

2021/09/15

【初代シューマッハモデル】スピードマスター デイト 3511.12【八角形リューズ】

スピードマスターの人気モデルの一つにミハエル・シューマッハ モデルがあることは過去のブログでも紹介してきました。 シューマッハ氏に関しましては割愛させていただきますので、参考記事をご参照ください。
参考記事
【伝説のF1ドライバー】ミハエル・シューマッハ
【エキゾチックダイヤル?】スピードマスター ミハエル・シューマッハ レジェンド【3559.32】

個人名を冠したモデルは今でこそ各ブランドからリリースされていますが、当時のオメガのリリースを振り返った中でもかなり珍しく、しかもこれだけたくさんシリーズ化された個人モデルは時計業界全体を見ても稀といえるでしょう。
1995年発売の元祖シューマッハモデルがこちら。

スピードマスター デイト 3511.12

351112 【スペック】
ケースサイズ:39mm
キャリバー:1152
駆動方式:自動巻き
パワーリザーブ:44時間
素材:ステンレススチール
防水:日常生活防水
風防:サファイアクリスタル

当時はベネトンの黄色いマシンに乗っていたことからなのでしょうか。 このモデルは初代ということもあり、カラーバリエーションはイエローダイヤルのみがリリースされております。 スピードマスターのカラーダイヤルということだけでもオメガとしてはかなり冒険したモデルだったのではないでしょうか。 元々オメガのファンであったシューマッハがオメガと広告契約を結んだのが1995年。 翌1996年にはRef.3510.50をベースに特別カラーを纏った3種類の時計が発売されました。

オメガ スピードマスター ミハエル・シューマッハ
3510.61(赤)/3510.12(黄)/3510.81(青)

三色
3511.12に話を戻します。 時計業界はパネライを筆頭にデカ厚ブームなどもありましたが、ここ数年は回帰ともいえる小ぶりのサイズが再び人気となっています。 39mmサイズは大きすぎず小さすぎず、絶妙なバランスのサイズ感ではないでしょうか。 39mmサイズは、女性の方でも日常使いに大きすぎず小さすぎない丁度良いサイズだと思いますので、カップルで時計をシェアして楽しむのもありです。
参考記事
【夫婦で】スピードマスターをシェアする【恋人と】

3511系でインダイヤルの縁が2トーンになっているのもシューマッハモデルの仕様です。 イエローとブラックのコントラストが視認性も良く、とても映えます。
細長い針とバーインデックス。
そしてアプライドロゴ。
武骨なステンレスベゼル。
ロゴ針
日付窓は後継機3513系が台形に対し、3511系は四角です。 窓
バックルは旧式のシングルバックルですので、セミヴィンテージ感も楽しめます。 バックル
そして、特徴的なのが『八角形リューズ』です。 1990年代に見られたリューズですが、なぜ八角形のリューズなのかは未だに不明ですが、こういった謎めいた仕様があるのもスピードマスターファンの心をくすぐりますね! リューズ"
八角形リューズは今見るととても新鮮でカッコイイですね!

いかがでしたしょうか。 現在、国内外の有名サイトを見ても、意外と少なくレアなモデルとなっています。 全体的にセミヴィンテージ的な雰囲気も味わえ、価格も¥25万円前後~と購入しやすいのもポイントではないでしょうか。 いつの間にか無くなってしまうのが、最近のスピードマスターの傾向ですので、気になった方はお早めに検討することをお勧めします!