【マーク40】スピードマスター マーク40コスモス 3520.50【40周年記念モデル】 | ユニバーサルバリュー中野店ブログ

2021/12/09

【マーク40】スピードマスター マーク40コスモス 3520.50【40周年記念モデル】

1997年のスピードマスター誕生40周年を記念して発売されたマーク40。 以前、当ブログでも【40周年記念モデル】スピードマスター マーク40として下記のモデルをご紹介しました。
・スピードマスター マーク40 "コスモス" 3520.50
・スピードマスター マーク40 "AM/PM" 3520.53
・スピードマスター マーク40 "デイト" 3513.53 / 3513.33
関連記事
【40周年記念モデル】スピードマスター マーク40

今回はその中からコスモス=宇宙という名前の通り、ムーンウォッチ(プロフェッショナル)に最も近く、黒い文字盤に白い針、ポインターデイトの先端がスペースシャトルの形になっている3520.50にスポットを当ててみたいと思います。

スピードマスター マーク40コスモス 3520.50

スピードマスターマーク40コスモス 3520.50 【スペック】
ケースサイズ:39mm
キャリバー:1151
駆動方式:自動巻き
パワーリザーブ:44時間
素材:ステンレススチール
防水:5気圧
風防:サファイアガラス

一見すると針や数字の数が多く複雑に見えますが、実は使い方と各部の役割さえ覚えてしまえばシンプルで多機能な非常に便利なモデルなのです。 トリプルカレンダーやデイデイトなどとも呼ばれています。 使い方に関してはこちらの記事で詳しく説明している3523.80と同じ機能ですので、一読してください。

関連記事
【トリプルカレンダー】スピードマスター デイデイト【多機能+実用性】

ケースサイズは当時の自動巻きモデルの標準であった39mmです。 この39mmというサイズが絶妙なケースサイズです。女性の方でも日常使いに大きすぎず小さすぎない丁度良いサイズですので、カップルで時計をシェアして楽しんでいる方も増えているようです。

参考記事
【夫婦で】スピードマスターをシェアする【恋人と】

ダイヤルカラーのブラックをコスモス=宇宙に見立て、スペースシャトルが飛んでいる様子を表現しています。 スピードマスターマーク40コスモス 3520.50
この遊び心とセンスの良さはさすがオメガ!と言わざるを得ません。 時計の中に小さな宇宙がある。そんなロマンを抱かせてくれます。

バックルはスライド式です。
スピードマスターの自動巻きモデルは後のモデルチェンジでプロフェッショナルと同じようなプッシュ式の堅牢なバックルとなりますが、こちらのタイプはブレスレットと一体感があり、見た目はスマートでスッキリした印象です。 スピードマスターマーク40コスモス 3520.50のブレスレット 堅牢性や使いやすさに劣るブレスレットも、ヴィンテージやセミヴィンテージが好きな方にとってはかえって魅力的なポイントともいえるのではないでしょうか。(まだセミヴィンテージと呼ぶには早いですが) コマのパーツが小さめなので、腕に馴染みやすく意外なほどに着け心地は良いです。

いかがでしたでしょうか。 39mmというサイズは、大き過ぎず小さ過ぎず男女問わず使える絶妙なサイズ。 腕に小さな宇宙を装着出来る秀逸なデザインと多機能で実用性も抜群なモデル。 国内にもまだ数はありますが、発売から年月が経っていますので、コンディションに難のあるものもあります。 市場価格は20万円台からありますので、この機能と実用性では破格ではないでしょうか。 しかもカッコイイので、欲しくなりますね! 3520.50を入手するなら今のうちかもしれません!