【ACミラン】スピードマスター オートマチック 3510.51【創設100周年記念モデル】 | ユニバーサルバリュー中野店ブログ

2021/12/15

【ACミラン】スピードマスター オートマチック 3510.51【創設100周年記念モデル】

相場上昇中のスピードマスター オートマチック系ですが、数々の記念モデルやコラボモデルを発売してきました。 人気モデルの一つにミハエル・シューマッハ モデルがあります。 個人名を冠したモデルはオメガの中でもかなり珍しく、多くのバリエーションが発売されました。
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そして、オメガは1999年にスポーツのクラブチームとしては初となるイタリアの名門サッカーチーム『ACミラン』設立100周年を記念して世界1999本限定で製造されたスピードマスターを発売します。 ACミランといえば世界中に広い層からのファンを獲得し、UEFAチャンピオンズリーグでは過去7回の優勝(※2021年現在)を誇るビッグクラブです。 そのビッグクラブの100周年となれば、記念モデルが製造されることは必然だったのかもしれません。

スピードマスター オートマチック ACミラン創設100周年記念モデル 3510.51

スピードマスター オートマチック 3510.51の文字盤 【スペック】
ケースサイズ:39mm
キャリバー:3220
駆動方式:自動巻き
パワーリザーブ:40時間
素材:ステンレススチール
防水:3気圧
風防:プラスチック

チームカラーのロッソネロ(赤と黒)にちなみ、ダイヤルには赤のフォントで「1899-1999」がプリントされています。 スピードマスター オートマチック 3510.51の文字盤 シンプルでありながら、黒と赤のコントラストからは限定モデルとしての風格すら感じます。 39mmサイズのオートマチックは、女性の方でも日常使いに大きすぎず小さすぎない丁度良いサイズだと思いますので、カップルで時計をシェアして楽しむ方も増えているようです。
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搭載ムーブメントはキャリバー3220です。 ETAベースの二階建てムーブメントですので、横から見るとリューズとプッシュボタンが上下にずれています。 これも3510系の特徴です。
参考記事
【二階建てムーブメント】キャリバー3220【オートマチック】

裏蓋には「1889-1999」の年号と100周年を記念するエンブレムと共にリミテッドナンバーを示す刻印が入ります。 裏蓋の仕様にも決して手を抜かないのはオメガがコラボ先へのリスペクトや限定モデルを単なる腕時計ではなく、記念碑といった重要な位置付けとしているからではないでしょうか。 腕に装着すると見えない箇所ではありますが、自分だけの楽しみがあるのも限定モデルならではですね。
スピードマスター オートマチック 3510.51の裏蓋 バックルは旧式のシングルバックル。 現行モデルに比べると堅牢性や使いやすさに劣ってしまうブレスレットですが、ヴィンテージが好きな方にとってはかえって魅力的なのではないでしょうか。 古い物が新しい。 近年のリバイバルブームもあり、改めて見るとブレスレットとの一体感があり、全体のバランスも良く引き締まった印象です。 コマのパーツは小さめなので、腕に馴染みやすくサイズの微調整もしやすいブレスレットです。
風防はプラ風防ですので、ブレスレットと合わせていい感じのヴィンテージ感が味わえます。 スピードマスター オートマチック 3510.51の文字盤
スピードマスターは世界中に熱烈なファンが多く、ヴィンテージモデルや限定モデルは価格の高騰とともに年々入手困難になっています。 ダイヤルにプリントされた1889-1999と裏蓋以外は3510.50と変わりませんが、ビッグクラブのACミラン記念モデルともなれば数も少ない希少なモデルですので、人とも被らず所有欲も満たしてくれるでしょう。
僅か1999本しか製造されておらず、当時のスピードマスターの限定モデルの中では少ない製造本数です。 国内・海外の有名サイトではもう数本しかなく、既にレアモデルとなっています。 ぜひ、この機会に憧れの限定モデルを手にしてみてはいかがでしょうか。